機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)
ご存知ですか?「機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)」

              ご存知ですか?「機能性ディスペプシア」
              
              検査をしても、異常はないのに・・・
              胃もたれ、食欲不振など胃の不調に悩まされている人が多いのでは?
              
              多忙な毎日の中での過度のストレス、かたよった食生活や運動不足―。
              それらは知らず知らずのうちにあなたの胃に、大きな負担をかけています。
            
機能性ディスペプシアって?
              機能性ディスペプシア、「ディスペプシア」の語源はギリシャ語で「消化不良」という意味です。
              少ししか食べてないのにおなかがはって食べられない、食後に胃もたれがする、みぞおちのあたりの痛みや焼ける感じがする―。
               こんな自覚症状があるのに、病院の内視鏡検査などでは「異常なし」の診断が・・・。
              それはもしかしたら、機能性ディスペプシアかもしれません。
              従来" 神経性胃炎"" 慢性胃炎"などと呼ばれてきたこの症状は、実は胃の内部の炎症ではなく、文字通り胃の運動機能の障害、または知覚過敏によって起こると考えられています。 
            

-最近3カ月間-
              病院の検査では「異常がない」。
 
              でも、6カ月以上前から下記のいずれかの症状が週に1~2回以上ある・・・。
            
- 通常量の食事なのに、食後につらいと感じるもたれ感がある
 - 少し食べるとすぐに満腹になり、食べきれない
 - 胃のあたり(みぞおち)に痛みや熱感がある
 
ストレス社会の現代病
機能性ディスペプシアの原因は、現在はまだはっきりと解明されてはいませんが、主に精神的ストレスや過労などの身体的ストレスではないかと考えられています。 胃の蠕動(ぜんどう)運動や胃酸の分泌といった消化器の正常な働きをつかさどる神経系と、それを調整する脳の自律神経の連携が、さまざまなストレスによって妨げられてしまうのでは?というわけです。
まずは生活習慣を見直す
              機能性ディスペプシアの症状改善のためには、専門医や薬剤師などに相談して適切な薬を服用することはもちろん、なるべく過剰なストレスを避けることが大切です。また、不規則な食事、食べ過ぎや飲み過ぎ、早食い、さらには喫煙など、日頃の 生活習慣を見直すこともポイントです。
              きちんとした生活リズムを守り、なるべく胃に負担をかけないことを心がけましょう。
              
              ※症例は個人によってさまざまです。
              混同されやすい疾患もありますので、自己判断せず、まずは専門医に相談しましょう。
            
おすすめします、こんな生活習慣!
              適度な運動を心がける。
              
              消化のよい食品を食べる。
              食事をする。
              お腹は8分目が適当。
              刺激物を取り過ぎない。