恵命我神散

成分とはたらき

恵命我神散は、生薬ガジュツが主薬で、マコンブを配合、ウコン・ショウキョウ・
結晶セルロース/部分アルファー化デンプンを添加物とし、すべて植物由来の成分で作られています。

莪蒁(ガジュツ)

莪蒁(ガジュツ)

成分 モノテルペン類、セスキテルペン類
はたらき 胃機能亢進・胆汁分泌促進・胃粘膜血流促進
使用部位 根茎
マコンブ

■マコンブ

成分 アルギン酸
はたらき 消化管粘膜保護
使用部位 葉茎部

■ウコン

ウコン
はたらき 矯味剤
使用部位 根茎

■ショウキョウ

ショウキョウ
はたらき 矯味剤
使用部位 根茎

賦形剤:結晶セルロース/部分アルファー化デンプン

品質について

優れた原料生薬の薬効を100%お届けしたい。

恵命我神散の品質の特徴は、処方を構成する基原植物の栽培から、生薬への乾燥調製、そして最終製品への製薬工程まで一貫体制で製造されているということです。私たちは「恵命我神散の品質は畑で決まる」として、後の最終製品までの工程は、薬効を完全な形で保持しながら、いかに加工するかということだと考えています。

品質について

最終製品への製薬工程は、自動化ラインとした製粉工程から始まり、混合・造粒(細粒剤のみ)・充填・包装工程へと進んでいきます。
この工程ごとに品質管理部門により医薬品GMPに基づいた品質試験が行われます。
私たちはさらなる品質の向上のために、医薬品GMPを適正に運用することはもちろんのこと、栽培試験の継続、品質試験の充実を図り、今後も「優れた原料生薬の薬効を100%お届けしたい」をモットーに品質管理・製造管理に努めてまいります。
GMPとは「Good Manufacturing Practice」の略で、製造所における製造管理、品質管理の基準のことです。

恵命我神散ができるまで

莪蒁(ガジュツ)の栽培

生薬ガジュツは熱帯アジアを原産地とするショウガ科植物であり、屋久島は温暖とはいえ寒冷に弱い莪蒁(ガジュツ)にとっては北限といえる栽培地です。夏季に最大限の成育をし、冬季は葉、茎の養分をすべて根茎に転流し休眠期に入ります。この厳しい成育条件の中で育った精油含量の多い莪蒁(ガジュツ)が恵命我神散の主原料です。

4月-5月

恵命我神散ができるまで
毎年4月に莪蒁(ガジュツ)の種根茎の植え付けが行われます。畑として表土が深く排水の良い圃場が選ばれ、5月下旬には発芽します。

9月-10月

恵命我神散ができるまで
莪蒁(ガジュツ)の地下茎が最も肥大する9月~10月にかけてが成育の最盛期です。

2月-3月

恵命我神散ができるまで
莪蒁(ガジュツ)の葉が枯れ、地中で根茎の充実が進み休眠期に入った2月~4月にかけてが収穫の時期となります。そして3月に収穫のピークを迎えます。

製造・出荷

恵命我神散ができるまで
恵命我神散ができるまで
恵命我神散ができるまで

原料生薬は空調された倉庫に保管。その後、製粉・混合・(造粒)工程を通してできあがった恵命我神散は充填後、量目・包数の厳重なチェックを経て出荷判定に合格した製品のみ出荷されています。

工場

恵命我神散ができるまで

清潔な環境を保つ、GMPガイドラインを遵守した工場。
厳密な工程管理のもと、恵命我神散が製造されています。